経済・政治・国際

足立議員のアホ発言の本質は映像を見れば解けてくる

足立議員のアホ発言だが、あれはそんな安易な問題に矮小化してはいけない様々を含んでいる。現政権が熊本地震の対応に追われる中での出来事であるというのも大いに関係している。

できれば4月21日の総務委員会を実際に見返してほしい。そうすれば彼がなぜあれほど語気を荒げたのか、いろいろ感じるところがあると思う。時間がなければ、当該映像最初の質疑者、高井議員の質疑冒頭部分20分と、足立議員の質疑全20分だけでいい。

今回の発言のあらまし

足立さんの今回の問題発言はなぜ起きたか。誤解を恐れず言えば、被災地とその復興のために激務に耐える公務員を思うあまり、ああなってしまったと言っても過言ではない。彼はもともと国家公務員だ。人一倍理解できる部分もあるんだろう。そこにきて防災担当副大臣へ向けて投げつけられた高井議員の心ない質疑。

足立議員は言う。民主や共産、メディアだけが政府与党に好き放題文句を言えて、逆は全く許されないというのはどんな了見なのかと。それは二重基準というのではないのかと。

そうして、言いたくても言えない現政権を代弁するようにして彼は語気を荒げつづけた。そして、それに対して非難の声をあげる野党に言ってみせる。

暴言を吐かれればしっかり非難するくせに、自分たちは暴言吐き放題か民主・共産。このように都合よく二重基準を放置している野党議員など議員の資格はない。議員に悖ると。

全くその通りじゃないか。

腹の虫が収まらない民進党

もう分かったと思うが、今回の一件はアホ発言ではなく、どちらかと言えばど正論による皮肉の全容に対して、民進が苛立っているというのが正しい。もっとも、これほど問題化したのは、明日投開票を迎える京都3区の補選に向けてのネガティブキャンペーンの意味合いが強いわけだが……。

さらに、彼はこうも提案している。「もう一度ちゃんと規律を作り直しましょう」と。もっと公平な国会にしましょうと。野党が文句や誹謗をするなら、与党側だってしていいはずだし、しないならば両者ともしない。それが公平なルールってもんじゃないかと。

彼の発言のなにが間違っているのか、ぼくにはそれがわからない。むしろ高度なアイロニカルな論点として完成しているではないか。

足立さん負けるな、あなたは辞めちゃダメだ

ここまで読んでくれた方には、多少なりとも伝わっているはずだが、彼は間違ったことを言っているわけではない。むしろ彼の発言を間違っていると指摘する議員の方が間違っている。それは「公平」の意味を理解し、また国会議員の役割を理解できる知性さえ備わっていれば判断できることだ。

足立さん負けるな。彼は次期選挙で自分は落ちるだろうと自虐する。嫌われちゃってるからと。あなたはいてくれないとダメだ。

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なぜ日本政府はテロリストに身代金を払ってはいけないのか

中東での邦人ジャーナリスト誘拐事件が取り沙汰され、それに呼応して「テロリストの要求どおり身代金を払え」という政府非難を展開する声がチラホラと散見される。人命が第一だと。確かに邦人を救いたいという気持ちは分かる。しかし、そのロジックはあまりにも軽率すぎる。

勘違いしてはいけないのは、日本政府は人命を第一に考えている。むしろ、だからこそ身代金を払えないのだ。

他国を例にあげれば、非公式に要求に応じている国もあるという話もきかれる。しかし、このテーマにおいて、日本は無闇に欧米諸国と比べることはできない。なぜなら、日本には極めて特殊な憲法があるからだ。自ら武力を縛り付けている日本は、外国と同様の軍事行動がそもそもできないという弱みを抱えている。

その上でさらに身代金を払う国だと示してしまえば、それはテロリストたちに対して極めて安全にお金を得られる手段を提示することになってしまう。つまり「良いカモがここにいるぞ」と自ら喧伝しているのと同じ。それは邦人誘拐が今まで以上に横行しかねない危険性に直結している。

日本人の総合的な安全が将来にわたって長く脅かされかねないそのような一手を、日本政府が選択できるはずがない

身代金を払うべきだと言い切れる人は、以上の点についてよくよく考えてみてほしい。「北朝鮮による邦人拉致」を忘れてしまったのだろうか。これほど明確な国家的犯罪が、未だになぜ未解決のままなのか、もう一度よく考えたほうがいい。

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維新の「身を切る改革」を批判する人間にはこう反論しよう

大阪維新の会および国政おおさか維新の会が掲げている「身を切る改革」については根強い批判が存在しているが、そのどれもが的外れで辟易してしまう。

なぜ維新は身を切る改革を訴え、実行してきたのか。それは別に削ったお金を財源にしようなとどいう話ではない。

給与を削る。退職金をほとんどスズメの涙ほどにする。その本当の狙いは極めて単純で「お金がほしくて政治家になったわけではない」という差別化を図るためだ。これは昨今のお金に対する疑惑で汚れた政治状況においてどれほどの強みか、政治に興味のない人間でさえ誰でもわかるはずだ。この誰でもわかるという戦略こそが、維新の強みでもある。

だから、批判として多く聞かれるような「給与を削ったくらいで財源は捻出できない」とか「政務活動のクオリティを維持するためにはお金が必要なのだ」というような反論は、まったくその戦略に気づいていないことになる。

維新は常に、いまの政治状況でどうしたら勝てるのか、どうしたら有権者の信頼を得られるのかを徹底的に考え、実行してきた。お金にクリーンであり、私利私欲で政治家になっていないと、そう訴え支持を確実に増やしてき。そうして大阪では、古参の有力な勢力を押しのけ第一勢力にまで上り詰めている。

対抗勢力の意識が相変わらず現状のままであるかぎり、そしてお金の疑惑が政界に蔓延しているかぎり、維新は存在感を示し続けるだろう。

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ワクワクする政治って何だよバカかw←おまえがバカか

政治が動く時など大抵いつだってワクワクかハラハラかイライラしているんだから、消去法でだってワクワクがいいじゃないか。

政治家だったら、熟慮の末に導きだした小難しい論理を、希望の言葉に換言できなきゃしようがない。支持者を増やして、その上でしたたかに実現を目指す。それくらいできないでなにが政治家なんだ。

文句だけならデモでいい。法律作るだけなら官僚でいい。政治家に求められるのは何なんなのか。必死で考えてくれよ。下を向いているみんなをワクワクさせることだろう。困っている人、人知れず泣いている人に手を差し伸べることだろう。

そういうことができないから、不安を煽ったり、敵愾心を煽ったり、相手を落として自分を上に見せたり、そういう下らない勝負をするようになってしまうんだろう。

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欅坂46のデビュー曲は「若者よ選挙に行け」というメッセージ

欅坂46 『サイレントマジョリティー』
https://www.youtube.com/watch?v=DeGkiItB9d8

次の参院選から、選挙年齢が「18歳以上」に引き下げられるのは周知のことだが、その直前にこの曲を発表した秋元康がおろしく、そして素晴らしい。

歌詞が民主的な社会を射抜きすぎている

YESでいいのか
サイレントマジョリティー

どこかの国の大統領が言っていた
声をあげない者たちは賛成していると
選べることが大事なんだ 人に任せるな
行動をしなければ NOと伝わらない

秋元康, 「欅坂46 - サイレントマジョリティー」

引用したのは政治用語「サイレントマジョリティー」の辞書にしてもよいくらいに民主政治の概念を言い当てている部分だが、詞の全体を通じて実に的確に民主政治の理想を表明している。それが若者を鼓舞する情動的な曲調と相まって、聞く者の心を奥底から揺さぶる。湧き上がる感情を抑えきれなくなってくる。

それは本来、自由な社会にとって何よりも必要とされる推進力であるにも関わらず、閉塞感漂う現代日本において最も忘れ去られているひとつだろう。

この曲は啓示だ。欅坂は預言者であり、神は秋元康。

秋元氏は、アイドルが本質的に持っている信仰的かつ明示的な性質を活用して、若年層を政治的に開眼させようとしている。少なくともこの曲についてなら、間違いないくそう言い切れる。人生を通じて自分らしく生きてきた秋元康自身を神として、アイドルを預言者に見立てて、今の世の中に欠如しつつある「若さ熱さ自由」を深く鋭く伝達しているのがわかる。

もしこの新曲に込められたメッセージを凡庸に換言するとこうなるだろう。

「若者よ、声を挙げないと、この社会はすぐにひとくくりにするぞ。大人の期待になど答えても、その見返りなどないぞ。生きたいように生きろ。自分を表明しろ。選挙もその機会のひとつだ」。

アイドルのデビュー曲なのに恋愛の要素ゼロ

そもそも、アイドルのデビュー曲にこれほど政治色の強い歌詞を持ってくるというのは本当に異色のことであるし、それほどまでに夏の参院選を重要なタイミングとして位置づけているのだとしたら、その危機感をぼくはとてもよく理解できる。

実は少子高齢化と言われているが、若者の有権者の数は全体から見ればそれほど小さいわけではない。何が問題かと言えば、選挙に行く若者が致命的に少ないことだ。

更に18歳に選挙年齢が引き下げられる次の参院選でさえ、もし若者の投票率が低いとなれば、若年層の民意は「文字通りのサイレントマジョリティー」と化してしまう危険性がある。正確に言えば、政治家が自分に投票してくれる人のために動こうとするのは極めて真っ当であって、ゆえに民主制の論理として、選挙にこない人間に気をつかうことはなくなってゆく。だからこそ、これほど若者にとって危機的なタイミングはないということになる。

貯金をくいつぶし未来に負債を押し付けつづける現代社会にNOを突きつけろ

待機児童や、子供への公的支出割合が悲劇的に少ないとか、そういう若者や子供たちへの未来の投資を怠って、貯金を食いつぶしつづけている政治状況を打開するには、やはり若者が選挙で存在感を示すことが不可欠となる。しかし相変わらずの低投票率であれば、政治家たちは「若者の声を聞こうとしたが、彼らは答えなかったんだ」というような言い訳を臆面もなく語れるようになってしまう。

それでいいのか。

秋元康は欅坂46を使ってそう訴えかけている。

最後に

実際に秋元康が危機感を抱いているかどうか、それはわからない。しかし、たとえもし歌詞に立ち上る危機感がフェイクであっても、この曲をこの時期に発表したそのことをもって、ぼくは彼に敬意を表したいと思う。

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安保法制案に反対のみなさんは無能な野党議員こそを糾弾したほうがいい

いま本当に平和を脅かしているのは安倍政権だろうか

安倍政権はよく好戦的だと言われる。しかし、いま、実際に平和を脅かしているのは誰だろうか。アジアの海を好き放題に動き回り、多くの国々を困らせているのは明らかに安倍政権ではない。もし帝国主義的な拡大路線を志向した大東亜戦争当時の日本を嫌悪するなら、いま、それを彷彿とするのは日本ではない別の国だ。

明らかな悪を糾弾する段階を軽視して、そして正確に脅威を感じることを放棄して、非難の矛先を安倍政権にのみ向ける人たちは、一体、世の中のなにを見極めようとしているのだろうか。正確に世の中を把握しようとしないで、政治的振る舞いに賛否など与えられるはずもない。

際立つのは野党議員の無能っぷり

さらに付け加えれば、公約の通り一貫性を持って政権運営を行っている安倍政権は(その賛否は別にして)政治勢力としては極めて真っ当といっていい。有権者が次の選挙で評価を出しやすいからだ。それに比べれば、現状の野党の不甲斐なさは特筆すべきだ。圧倒的不利な立場にありながら、なんの戦略性も持たずにただただ延々と自分の主張を繰り返してきただけ。現状をなんとか打開し、法案の成立をなんとしてでも阻止しようという本気さが全く見受けられない。彼らは安保法制の成立によって本当に平和が脅かされると思っているのだろうか。もし文句を叫ぶだけで現状が覆ると思っているのなら、1000万以上の給料を税金から捻出する価値はない。政治家など辞め、デモに参加すればいい。

安保法制案が既定路線のまま衆院を通過したいま、それに反対のみなさんは非難の矛先を安倍政権に向けているだけでよいのだろうか。ぼくはその振る舞いはあまりにもお門違いだと思う。本当に糾弾すべきは、あなたたちが期待し、国会に送り込んだ安倍政権打倒の野党議員の、その不甲斐なさに対してだろう。有権者は、プラカード掲げたりテレビにアピールしてもらうために票を投じたわけではない。安倍政権の独走を全力で阻止して欲しかったからじゃないのか。

野党って実は安保法制案賛成なんじゃない?

ぼくは以前から言うように、安倍政権の全面的な支持者ではない。ただ、国会が建設的に進行していない現状には極めて強い憤りを感じているし、その原因の多くは今回の件について本質的な指摘をしようとしない野党にあると確信している。憲法論に終止し、なぜ今回の法解釈変更が必要になってしまったのかが見逃され続けてきた。安倍政権の説明不足や強引さを差し引いて余りあるそういう野党の無能っぷりに、虫酸が走るほどの嫌悪感を感じてしまう。むしろ、口では反対反対と言いながら、本質的な議論をしようとしない様は、実は本心では賛成派なのじゃないかとさえ感じてしまう。

タダをこねていても子どもたちは守れない

安保法制案に反対のみなさん。自分たちの意見を本当に政治に反映したいのならば、なにを糾弾すべきなのか、何を切り、何を活かすべきなのか、しっかり考えてください。

日本を間違った方に促すのは、断言するけれども独裁ではない。無能な野党、戦略性を持たない反対派だ。つまり、世の状況を正確に見定めようとしない盲目さと、いまの政治制度を活用して本気で勝ちを取りに行こうという戦略のなさだ。駄々をこねるだけなら子どもだってできる。いや、タダをこねていても子どもたちは守れない。平和は維持できない。

いま現時点の状況から現実的になにができるのか。どう打開する可能性が残されているのか、よくよく考えてください。

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自民党だけには投票しないという選択肢【2014衆院選】

大阪で橋下徹率いる維新の会が台頭した時、メディアは独裁者とたたいた。なぜ今回の選挙こそがそう言われないのか不思議だ。一地方都市が暴走するのと、一国が暴走するのとではわけが違う。衆院選は行政をも担う政権与党が決まる選挙である。地方選や参院選とは決定的に重みが違い、大げさではなく、まさに独裁(好き放題)を許すかどうかという国民の良識が問われているのでもある。

絶対的安定多数は民主主義が機能不全を起こす

ここに強調しておきたい。議会制民主主義の欠点は、安定多数を一党で握ってしまった時に最も強く顕在化する。いままでの歴史を省みるなら、野党が不甲斐ないというのより、まず一強多弱の拡大を恐れた方がいい。民主党政権が強行採決を連発できたのだって一強になったからだし、さかのぼればナチ党だって翼賛体制だって、そういう機能不全が狂い始めるキッカケとなっている。

いや、べつに「戦争が起きるコワい!」なんてヒステリックを主張したいわけではない。

そもそも安倍政権の二年間をぼくは好意的に受け止めている。しかし、たった一点、民主プロセスに対する誠実さの意味で強い懸念を感じてしまう。どこまでの強引さを許容すべきなのか。安倍政権の続投を望んでいる一方で、これ以上の安定を与えるのは得策ではないのではないかと。

国政の内側に監視機能を担保する

そこで思い至るのは、「自民党に理解を示しながら、しっかりと監視役を担える人たちになんとか食い込んでほしい」という希望だ。有り体にいえば「是々非々を突き詰められる党派」だ。だから比例の投票においては、自民、公明、共産、社民、幸福実現党以外のところに入れたい。(小選挙区においては、政党より前に政治家個々人をまず評価し投票すべきだと思っている)

それがぼく個人の今回の方向性です。インターネット選挙運動も解禁されたことだし、選挙前にしっかり表明しておこうと思いました。

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青木大和くんに期待すること

青木大和くん

ぼくはいまのような不安定な社会と形骸化した制度のもとでは、荒療治のような手段も必要なのかもしれないと思う。

現状、一般庶民が選挙時にできることはとてもすくない。希望の立候補者がいないと思えば、自分が立候補するか、希望の候補者を擁立しなければならない。しかし、それには少なからぬ資金が必要になるから、若者世代には容易なこととはいえない。

しかし、ネットはそれを変えられるかもしれない。限定的でしかない庶民の選択肢を、健全に拡張してくれる可能性を大いに秘めている。自分の意見を大勢に知らせることもできる。海外に向かって、日本の選挙制度の問題点を表明することもできる。もっともっと選挙に優位にはたらく試みだってあるかもしれない。

ぼくは大和くんを頭ごなしに非難する気にはならない。確かに特定の勢力と結びつき、プロパガンダを画策するようなことは断罪しなければならないけれども、ネットの可能性に挑戦するような試みは、どんどんやってほしいと思う。

今度はぜひとも、そういう前向きなヤツをお願いします。

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「白票で投票する」という政治トラップ

投票用紙を白票のまま投票しようという主張がある。

入れたい候補がいないとき、誰に入れてわからないときは棄権せず、”誰もいないよ!”と言いましょう!その思いを白票に込めて投票しましょう!
その声は、きっと政治家達に、権力者達に伝わります。そして彼らはその声に配慮せざるを得なくなります。

選挙での「白票」を「社会を変える力がある」とミスリードする謎の集団「日本未来ネットワーク」のサイトが突如出現 | BUZZAP!(バザップ!)

これにシンパシーを感じてしまった人はちょっと注意した方がいい。

なぜなら、選挙、代議制、民主制といわれるパッケージ(つまり日本の政治制度)について本当に理解していたら、白票なんて行動は絶対にしようとは思わないからだ。

これについて非常に的確に表現してくれている文章があるので、ここで引用する。

今年3月に行われた大阪市長選挙では投票総数の1割を超え、2位候補の得票数の2倍近い45098票もの白票が投じられました。しかし再当選した橋下徹氏は「白票が多かったのは、メディアの責任だ。皆さんも反省してほしい」と述べて自らの責任とは考えておらず、政策にも大きな変更はありません。

選挙での「白票」を「社会を変える力がある」とミスリードする謎の集団「日本未来ネットワーク」のサイトが突如出現 | BUZZAP!(バザップ!)

これに尽きる。

投票は声援

政治家というのは、コミュニティの代表だ。だからこそ選挙区という小さい単位で区切られ、それに当選した人がその地区の代表として中央に集まり、意見を出し合う。

だから投票は、簡単にいえば「声援」だ。ぼくはあなたを信頼する。あなたの決めたことなら、どんな結果になろうとも受け入れる。そういう声援だ。白票はどこまでいっても無効票でしかない。記名される名前の多かった人が、そのコミュニティの総意ということになって、代表者はその人たちのために働く。白票を優先するより、自分を応援してくれる人たちのために働く。まったく当然のことじゃないか。それが選挙だ。

希望の候補者がいなければどうすればよい?

もし希望する候補者がいないなら、自分が立候補するか、信頼に足る人を擁立する。いまのシステム下では、それしかできない。とはいえ、これは誰にでもできることとは言いがたいから、いますぐ誰にでも可能な手段をあげるとすれば、それは自分の選挙区の立候補者に会いにいって、意見を思い切りぶつけることだ。その中で少しでもマシな人を選ぶしかない。

そして次の選挙には、あなたが出馬するか、あなたと同じ意見の人を送り込むしかない。

白票の評価ポイント

白票は、主権者の責任を放棄する意味ではまったくお話にならない。けれども、もあえて有用性を挙げるとすれば、選挙をまったく理解していない人をあぶり出すトラップとしては非常におもしろいと思う。

もしかしたら、これによって、選挙に興味のもてなかった人の視点を変えて、投票場に呼びこむ可能性だってあるかもしれない。

そして、たとえ無記名だとしても、投票行動を実際にしようしている(政治に興味を持っている)意味では、大いに未来がある。白票を投じた結果とそのネタばらしによって一層の政治理解を促す。個人的にはそういう壮大な戦略の中途であると思いたい。

なにかと話題の青木大和くん、ぼくはそんなに嫌いじゃない。小学生に扮するとかはどうでもよいので、ぜひこういう方向のヤツを期待します。

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「都議会ヤジ問題」は統一地方選への布石

低劣なヤジはどの議会にもある。その中で、なぜこの時期に問題化したのか。

そう考えた時に注目すべき一大イベントは、来春に控えている統一地方選しかない。ぼくの住んでいる大阪も含め、現状の政治のすべてが、それを見据えて動いていると言ってしまってもいいくらいだ。

今回の件で勘ぐるなら、統一地方選前に、東京都議会の圧倒的多数である自民党をなんとか切り崩したいという意図があったのではないか。

以下、会派の比率

  1. 東京都議会自由民主党 59
  2. 都議会公明党 23
  3. 日本共産党東京都議会議員団 17
  4. 都議会民主党 15
  5. 民主党都議会結いと維新 5
  6. みんなの党 Tokyo 4
  7. 都議会生活者ネットワーク 3
  8. 無所属 1

東京都議会|wikipedia

いつもとほとんど変わらないようなヤジでも、ジェンダー問題として発信すれば、人権派・フェミニストと言われる拡散力の強い層にまず響き、勝手に伝播してゆく。

この見立てが正しいとすれば、みんなの党の思惑は成功した。今回の問題が来年の選挙まで尾を引く可能性は大いにある。

ともかく、政治の世界は血なまぐさい。件の発言なんて可愛く思えるほどに。踊っているのか、踊らされているのか。よくよく考えてみる必要がある。

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