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「都議会ヤジ問題」は都民の責任に帰結する

都議会ヤジ問題を、ぼくは女性差別問題としてではなく、議会の透明性、クオリティの問題として把握している。つまり、突き詰めれば東京の有権者の責任だ。

この問題の本質は、東京都の立法を司る議会において、議員たちがどのような覚悟で参加し、議論しあっていたのかというそれに尽きる。

そもそも、議会を高品質に保つ最も重要な要素は、「有権者に監視されている」というプレッシャーしかない。今回の件で明白なことは、都議会(少なくとも渦中の議員)はそれを全く感じていなかったということだ。

実はぼく個人が9年間住んだ東京から大阪へ引っ越した理由のひとつも、低劣な東京の地方自治に嫌気が差したからだった。

今までの東京であれば、渦中の議員がこのあと、たとえ同じヤジを繰り返すような態度を示しても、次の選挙で票が入ったりしていた。そんなことを繰り返す土地で、高品質な議会が維持できるはずがないじゃないか。

実は、都議会の模様はアーカイブ化されてネット配信されている。見ようと思えば誰だって見られるようになっている。つまり、東京都議会は最低限の責任は果たしてきた。

東京都議会インターネット中継 http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/

だから外部者として望むのは、今回のことで注目が集まって、監視のプレッシャーを感じた都議会が少しずつでも変わってゆく未来だ。

ちなみに、問題となった場面についてどれだけの人が一次ソースにあたって、彼女の質問内容に耳を傾けただろう。どれも東京にとってとても重要なものばかりであった。

トップ > ネット中継 > 平成26年第2回定例会 > 一般質問 http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video/201406180.html

いや、とはいえ。ぼくは大阪府民なので、余計なお世話以外のなにものでもないですね。

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