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小保方さんよりプレスのカメラマンをどうにかしてくれ

小保方さんの記者会見を視聴して、気分が悪くなってしまった。要因は彼女ではない。プレスのカメラ。フラッシュとシャッターの嵐だ。ぼくはあれほど下品な状況はなかなかないのではないかと思う。本当にあのカメラマンたちが大嫌いだ。

仕事の関係上、ごくたまにスチールカメラマンをすることがある。ほとんど主催者側としてしか参加しないから、ぼく個人は概ね自由に撮影できるのだが、どのようなイベントの場にも彼らがいる。そして大概プレス用のエリアが限定されていて、そこに集められる。なぜかというと、制限しないとどこでも自由に動きまわるからだ。

これはもう断言するけれども、彼らのその振る舞いに品性の面影はない。そうだ。アレに似ている。バーゲンのおばちゃん。誰よりも先に獲物を獲得しようとただ目標だけに目を奪われているあの感じ。いまや創作の世界にしかいなくなった滑稽な場面……。まあ、誰よりも先にいい写真をとる。それを習慣づけられているのだろう。

繰り返しておくが、ぼくは彼らが大嫌いだ。

いまのカメラは性能が随分よくなっている。フラッシュなどたかなくてもそれなりに高精細の写真が撮れる。彼らにはその腕がないのだろうか。否。あり得ない。申し訳程度にカメラを扱うぼくにすらできる。しかし、プロフェッショナルな彼らはそうしない。相手に対する敬意や配慮などは二の次らしい。勘違いも甚だしい上から目線の傲慢さが透けて見えてくる。

それはぼくだけの戯言ではないらしく、実際、彼らは世界中で嫌われている。

こんな文句をたれ流すと、彼らは仕事だから仕方なくやっているのだと、そういう人もいるかも知れない。だとしたらなおさら呆れ返ってしまうのだ。

例えばエベレストに登れといわれたら、はいそうですかと登るだろうか。滑落して命を落としても誰にも責任はとれない。罪を犯せといわれれば罪を犯すのだろうか。死ねといわれれば死ぬのだろうか。自分の振る舞いは、自分以外に責任は追えないのだ。これは決して極論ではない。人間としてもっとも大事なものを手放した時点で、品格は消え去るのだから。

以上はただの非難である。他者と共生することを宿命付けられた人間のひとりとして、最大級の侮蔑である。異論は当然、認めます。

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