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安倍総裁が関西ローカル番組で見せた素顔

2012年12月16日、自民党の歴史的大勝となった衆院選以降、メディアへの露出を厳重に制限している安倍晋三自民党総裁が、最初に出演を許可したテレビ番組が関西ローカルである関テレ「ニュースアンカー」であった。

なぜ「ニュースアンカー」に出演したのか

端的言えば交友関係。つまりコネなのだが、その経緯についてはニュースアンカー馴染みのコメンテーターであり、今回の切欠を演出した青山繁晴氏の個人ブログから引用しよう。

これは関西テレビによる交渉の結果ではありません。関テレと他のすべてのテレビ局との今後の関係のためにも、それはあえて明言しておきます。  ぼくが直接、安倍さんと電話で交渉しました。

 それは、ひとつには拉致事件への取り組みが、政権交代が確実になったあとも一切、語られていないからです。
 安倍さんにそれを聞きますと、「語りたいが、記者が誰も質問すらしない」という答えでした。
 ぼくが総選挙の開票当日に参加(出演)した関西テレビの選挙特番では、安倍さんと直接、掛け合いをする機会がありませんでしたから、きょう19日水曜のぼくのコーナーでナマの掛け合い、やり取りをしたいと、ぼくから安倍さんに提案していました。

にんげんの志 - ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ

安倍総裁の人柄が分かる秀逸な対談になった

安倍総裁と青山繁晴氏とがモニター越しに対談する形式で実現した出演であったわけだが、予てより親交があったこともあって、終始リラックスしたムードで放送は続いた。

そのお陰なのだろう。「人間、安倍総裁」が良く表れた放送になったと思う。言葉の選び方、考え方、すべてに知性があり、なにより日本への愛情で溢れていたし、それらが本心からのものだと信じられた。

だからこそ、国民の今後の関心事である「北朝鮮外交(拉致問題)・改憲・景気回復・TPP・エネルギー問題・パーシャル連合(与野党を超越した政策ごとの連合)」についての考えを聴く価値も生まれた。

僕は自民党支持者ではない

一つだけ注記しなければならないのは、僕は決して自民党支持者ではないということだ。

今回の選挙でも、比例、小選挙区どちらも自民を選んではいない。むしろ、後に「大阪維新の会」と名乗り一大勢力となる集団が台頭し始めたのに影響されて、大阪に移住してしまったほどラジカルなリバタリアンである。

それでも安倍総裁の人柄に感銘を受けてしまったのだから、どれだけ良い放送であったのか理解してもらえると幸いである。

思想よりも「本物の政治家」を僕は支持する人間でありたい

政治家とは、その存在自体が、人を魅了し、説得し、動かし、なんとか未来を切り開こうとする絶叫でなければならない。でなければ、足を引っ張り合って自滅するだけの集団が、そこには存在するばかりであろう。

今回の放送で、彼は間違いなくひとりの「政治家」であると信じさせるに足る姿を見せてくれた。個人的には、政策的に必ずしも同意できるわけではないけれども、彼なら信じても良いと思えた。それだけの人間であると確信させてくれた。

ネットの暗部でこの映像に触れる機会があれば、是非とも視聴をオススメしたいと思います。

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