« 口蹄疫パンデミックにおいて、僕にもできること。 | トップページ | EXILEの道という曲がすごく良かった。 »

クリエイターとウェブのこれからを考える。

散々言われていることだが、著作権物の違法アップロードに対して、躍起になって規制や削除依頼を出しても、魅了的な市場から自分たちを締め出しているだけで進化は望めない。たとえばニコニコ動画では、ある時期から自主的に著作権物を削除するようにした。その結果、著作権の発生しないコンテンツがニコ動内を席巻し、現在、それがオリコン発表のヒットチャートにさえ影響を与えだしている。

逆転の発想をしてみる。

著作権保護関連の制限をどんどん軟化させていくとどうなるだろう。
もしかしたらネット上は今以上に記憶装置の役割を担保できるようになるんじゃないだろうか。どこどこのサイトに行けば、いつでもテレビが見れる。音楽が聴ける。映画が見れる。。。そしたら、今みたいにローカルにデータを保存する概念自体がなくなっていくかもしれない。その方がシンプルになって、制作者への対価の還元もしやすくなるかもしれない。

例えばパンドラTVという韓国のサービスは、あらゆる映像が集積したネット上アーカイブと化している(無法地帯ともいう)。有料会員になると回線が安定するなどのメリットがある。そこから報酬を支払う仕組みも有りだろう。音楽だって、ネット上ではすべて無料で聴けるようにして、DLしたい時にはCDと同等の劣化版音源は1曲10円。無劣化の音源は300円等にるすことだって可能じゃないのか。

これらを先行して実現しようとしている例がitunes storeであろう。

これから、Apple、amazon、googleなど、外国産の魅力的なデバイスとサービスがどんどん入ってくる。ここにウェブを介した流通を全て牛耳られてしまうことへの不安がある。

たとえば、日本のアニメは海外でも放送されるが、実は各国の表現規制に対応して修正が施されている。もし、ネット上で作品を公開するとき、日本国内向けにさえ海外の流通サービスを使わなければならなくなると、日本らしい表現が規制されかねない。実際に「働きマン」という漫画は、電子書籍化の際に胸の露出がこの規制にかかてつぃまった。別の作品では、5巻より先だけ販売できなくなってしまったそうだ。(電子コミック「働きマン」が配信拒否になった理由

海外のサービスはどれも前衛的で革新的で、とてもすばらしいものだが、この脅威の側面を秘めている。権利者団体やプロダクションは最先端の地点で日本の未来を考える時期をとっくに迎えていると思う。

|

« 口蹄疫パンデミックにおいて、僕にもできること。 | トップページ | EXILEの道という曲がすごく良かった。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40751/48575138

この記事へのトラックバック一覧です: クリエイターとウェブのこれからを考える。:

« 口蹄疫パンデミックにおいて、僕にもできること。 | トップページ | EXILEの道という曲がすごく良かった。 »