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三島由紀夫の半生を綴った「Mishima : A Life In Four Chapters」

ジョージ・ルーカス。フランシス・F・コッポラ。いわずと知れた映画界の巨匠だが、世界でもっとも有名な日本人映画監督といえば黒澤明である。未来永劫、映画史に燦然と語り継がれるだろうと言われている黒澤の才能を認め、彼を支えたのは日本ではなくその巨匠たちだった。

そして、今回取り上げる三島由紀夫という人物。”あのような最期”を迎えなければ、間違いなくノーベル文学賞を受賞しただろうとまで言われている天才作家である。彼の最期は壮絶だった。市ヶ谷にある陸上自衛隊駐屯地にて総監を人質に立てこもり、自衛官に向けて演説、その後割腹、絶命。享年45歳。

そんな三島由紀夫の半生を綴った一大巨編が、映画として1985年に製作され公開されていた。主演は緒方拳。日本を舞台に、全編日本語で撮られたこの作品を作ったのは、残念ながら日本人ではない。先に挙げた黒澤明を支えた二人の巨匠と、海外の優れた才能たちだった。(この作品は1985年のカンヌ国際映画祭にて最優秀芸術貢献賞を受賞している。)

なぜなんだろう。悲しさがあふれてくる。
この作品は、2009年現在、日本では未公開である。

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