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2009年1月

世界との向き合い方。

何が正しくて、何が間違っているのか判断するのはとても難しい。現時点の選択によって未来に生じるさまざまを今断言できる人間なんていないから。だけど、未来を必死で想像してみることができる僕たちは、なるべく多くの歴史や最先端の情報を詰め込みながら、なるべく注意深く、未来を見据える努力をしなければならない。国の舵取りにおいてのそれが為政者であり、子供にとってのそれが教師と親であるが、出来ることなら全ての大人ひとりひとりさえそうあるべきである。

端的に言ってしまえば、それはあなたがあなたの背中を見ようと努力する行為に似ている。

あなたは、あなたの背中を本当に見ることは永遠に適わない。あなたのイメージの中にあるあなたの背中は、実際にあなたがあなたの後ろからみたものではない。例えば鏡によって見えた背中である。その背中は光の速さで視覚に届く「自分の背中だったもの」でしかない。光にも速さがある以上、たとえ些細な時差であれ、速度が時間と連動する制約を持ってそれは過去となり、あなたの行為は、間違いの少ない未来を予想をするための絶え間ない努力の結晶といえる。そしてそれはとても大事なことだ。なぜならあなたの頭にあるその背中は、現在と同一といってしまって良いほどに正確なものだからだ。だからあなたはその高度な技術を、究極的には外部に、世界に向かってなさなければならない。

少なくとも僕個人は、それが世界に参加しているというニュアンスに含まれる条件だと思っている。

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映画「シリアナ」によって鑑みる知識水準の低さ


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シリアナという映画を見た。自分の知識水準の低さが垣間見えた気がした。
ダメだ。俺、まだ全然世界を知らない。このぐらいのレベルの話がすんなりわかるようになりたい。

いや、この映画を見た感想として、そう思えるだけまだマシなのかもしれない。2年前の自分なら、寝てしまうか、途中で見るのをやめていただろう。中東とアメリカ、テロリズム、政治的な陰謀が渦巻いているという内容から分かるように、ド派手な社会派アクションに通じるスリルがあるはずなのに、仮想している視聴者の知識レベルが絶対的に高いものだから、世界情勢を知らないと本当の奥深くまでのめり込む事が出来ない。とても重大な題材であるのは分かるんだけど、話の筋道を追うのに必死な僕は、たぶん本質の一片も理解できていないだろう。所詮それだけの知識レベルしか持ち合わせていないのだ。このもどかしさは一言で説明できない。

だからつまり、構成が良い悪いといったような感想を抱く立場に、僕はそもそも立てていない。しかし僕にとってこの映画は非常にありがたい存在だ。もし、世界中がこういう映画であふれていたら、テレビさえこういうものばかりだったら、日々怠けがちな心を正して、学ぶ意欲を持ち続けられるのに・・・。もっと世界の真実が知りたい。そして世界を笑い返すだけの余裕がほしい。

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利用される非正規雇用

「厚労省は5日以降の衣食住も提供せよ」…『派遣村』から6項目の要望 / 痛いニュース(ノ∀`)

年始から脚光を浴びている派遣村。上の記事なんか見てて思ったのは、確かに企業は”彼ら”を利用する形で利益を上げてきた。その事実は否定しようが無い。そして、今回、多大に貢献したはずの”彼ら”に対して安易な「使い捨て」が起きた。批判はもっともだと思う。あまりにも人間味が無さ過ぎる。だけど、じゃあこの派遣村はどうなのか。”彼ら”はまた利用されているだけじゃないのか?今度は運動家たちのもくろみに。

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24 シーズン7:米国にて放送開始

人気海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン7が、2009年1月11日、ついに本国アメリカで放送開始しました。日本では一体いつになったら見れるようになるのかわかりませんが、ありがたいことに、法や秩序はさておいてネットの世界にタイムラグはありません。アメリカの友人に録画してもらったビデオテープを空輸して、知り合いに翻訳をお願いして字幕挿入して、、、とリアルタイムに近い状態で視聴できるけど手間のかかった方法を、コストゼロで実現出来てしまうのがネットワーク世界です。

問題山積みな無法地帯「ネット」。文明社会に突如沸いた原始空間。本質はどこにある?秩序は?法は?神は?とりあえずわかっていることは、道はすぐそこにあるということ。やるやらないは、あなた次第。

屁理屈は抜きにして、英語の予告編です。この音、この演出、この出演者。わくわくしてしょうがない。

24: Season 7 Trailer(英語字幕なし)

ちなみに、次回シーズン8の撮影も今年の4月に始まるそうです。放送は来年1月。2年続けて見れるというのは待たされた分お得な気分になれますね。あ、あくまでもアメリカ本国か、深層ネット世界の話ですが。

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世界は僕のもの。

ザ・ワールド・イズ・マイン / 新井英樹
the world is mine / hideki arai

登場人物である塩見はいう。
「先に生まれた者がこれからの者達に人間は素晴らしいって伝えねえで おメ どうすんだ!?」

終盤に出てくるセリフだが、漫画全体にわたってがっしりと打ち付けられたテーマがあるからこそ、このセリフが力強く響く説得力が生まれる。この作品のテーマ、それは「命はみな平等に価値がない。」

俺もお前もありんこも、命はすべて平等に価値がない。全くそのとおり。

形容のしようも無いほど狂気に満ちた世界の描写によって、それでは僕たちの生きているこの現実世界は一体どうなのか?という問いかけ、、、つーか本質を、これでもかと言うほど強烈に押し付けられる。日々、頭を使うことに怠けがちな僕は、脳天割られるほどの衝撃を食らってしまった。

新井英樹、やっぱりすげえ。全く半端ない。

1997年から2001年にかけて連載していた作品で、いったん廃盤になってしまったそうですが、最近復刻して手に入りやすくなっているので、興味ある方は是非読んでみてください。

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謹賀新年

明けたな年が。2009年、丑年!いやあ、めでたい!!!
なんつって声高に叫べない状況が広がりつつありますが、「無理やりにでも笑いなさい。さすれば心も踊り出す」そうなので、なんかそんな感じで今年もいっちょ行ってみたいと思います。

抱負は「謙虚に激しく」。自分の背中を見るように、世界を見つめたいと思います。

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